ゴルフを楽しむ上で避けては通れないのが「手袋問題」。特に暑い季節や長時間のラウンドでは、手袋による手のかぶれや痛みに悩まされるゴルファーは少なくありません。プロでさえもこの問題と日々闘っているのです。
この記事では、トッププロも実践している手袋かぶれ対策と、肌トラブルを未然に防ぐためのケア方法を徹底解説します。これを読めば、もう手のかぶれに悩まされることなく、最後のホールまで快適なスイングを維持できるでしょう。
目次
なぜゴルフ手袋でかぶれるのか?原因を知ろう
ゴルフ手袋によるかぶれの主な原因は以下の4つです。
- 摩擦: スイング時の繰り返しの動きによる摩擦
- 湿気: 汗による手袋内部の湿気の蓄積
- 素材アレルギー: 革や合成素材に対するアレルギー反応
- サイズミスマッチ: 不適切なサイズによる余分な圧迫や摩擦
特に夏場は汗による湿気が主な原因となり、冬場は乾燥した肌と手袋の摩擦が問題になることが多いです。
秘策1:正しい手袋選びで9割解決する
ゴルフ手袋のかぶれ対策で最も重要なのは、適切な手袋選びです。プロゴルファーたちは自分の肌質や季節に合わせて手袋を使い分けています。
おすすめの素材とブランド
- 敏感肌向け: 天然羊革製のFooJoy Pure Touchシリーズ(柔らかく通気性に優れている)
- 汗かきの方向け: NIKE Dri-FITテクノロジー採用の合成皮革手袋(速乾性に優れている)
- オールラウンド: Titleist Players Flexシリーズ(伸縮性と耐久性のバランスが良い)
サイズ選びの秘訣
手袋選びで多くの人が犯す間違いは「きつめを選ぶ」ことです。実はプロの多くは、少しゆとりのあるサイズを選んでいます。ぴったりすぎる手袋は汗や熱を逃がせず、かぶれの原因になります。
プロ直伝のサイズ確認法:
- 手袋をはめた状態で握りこぶしを作る
- 手の甲側に軽いシワができる程度が理想
- 指先に1〜2mm程度の余裕があるのがベスト
秘策2:プロも愛用する「手袋下用保護クリーム」の活用法
プロゴルファーの多くは、ラウンド前に特殊な保護クリームを使用しています。これがかぶれ防止の強い味方になります。
おすすめの手袋下用保護アイテム
- Glove Guard Pro(3,600円)
- プロ愛用の手袋下クリーム
- 防水性と通気性を両立
- 無香料・無着色でアレルギーリスクが少ない
- ゴルフスキンプロテクター(2,800円)
- 日本人の肌質研究から生まれた保護クリーム
- べたつきが少なく、グリップ感を損なわない
- 4時間持続する保護効果
- グリップイージークリーム(1,900円)
- コストパフォーマンスに優れたオールインワンタイプ
- 保湿・保護・消臭の3つの効果
- 携帯サイズでバッグに常備しやすい
使用方法:
- ラウンド30分前に、手のひら全体と特に擦れやすい親指の付け根に薄く塗布
- 余分なクリームはティッシュでオフ(べたつきを残さない)
- 完全に乾いてから手袋を装着
秘策3:ラウンド中の手袋ローテーション術
多くのプロが実践しているのが、複数の手袋を使い回す「ローテーション法」です。
プロ直伝のローテーション法
- 基本は2〜3枚のローテーション
- 最低2枚、理想は3枚の同じモデルの手袋を用意
- 3〜4ホールごとに手袋を交換
- 使用済みの手袋はカートのハンドルなどに掛けて乾燥させる
- 天候別の対応策
- 猛暑日:各ホール間で手袋を外し、手と手袋を乾かす時間を作る
- 雨天時:防水スプレーを手袋に吹きかけ、余分な湿気から守る
- 予備の手袋の保管方法
- 直射日光を避けたカートバッグのポケットに保管
- 防水ジップロックに乾燥剤と一緒に入れておくプロも多い
秘策4:ラウンド後のケアが翌日の調子を左右する
ラウンド後のケアは翌日以降のプレーに大きく影響します。特にかぶれやすい人は、この工程を絶対に省かないでください。
ラウンド後の手袋と手のケア手順
- 手袋のケア
- プレー後は手袋を広げて風通しの良い場所で陰干し
- 洗う場合は中性洗剤で優しく手洗い(洗濯機は厳禁)
- 濡れた状態で放置すると雑菌が繁殖しかぶれの原因に
- 手のアフターケア
- ぬるま湯でやさしく手を洗い、汗や汚れを落とす
- かぶれや赤みがある場合は、冷水で冷やして炎症を抑える
- 専用のハンドクリームで保湿(おすすめ:ゴルファーズハンドケアクリーム)
秘策5:意外と知られていない「手のコンディショニング」
多くのトッププロが実践している「手のコンディショニング」。実はこれが長期的なかぶれ対策の決め手になります。
プロ直伝の手のコンディショニング法
- 週1回の角質ケア
- 市販のハンドスクラブで優しく古い角質を除去
- 特にかぶれやすい親指の付け根や手のひらの中心を重点的に
- 就寝前の集中保湿
- ハンドクリームを塗った後、コットン手袋をして就寝
- 週2〜3回の実施で手の柔軟性が大幅に向上
- 握力トレーニングの副次効果
- 適度な握力トレーニングで手の皮膚が徐々に丈夫になる
- 週3回、5分程度のグリップボール練習がおすすめ
まとめ:手袋トラブルを解消して、ゴルフをもっと楽しもう
ゴルフ手袋のかぶれは、正しい知識と予防策で完全に防ぐことができます。この記事で紹介した5つの秘策を実践すれば、もう手のかぶれや痛みに悩まされることなく、1日を通して快適なゴルフを楽しめるでしょう。
特におすすめなのは「秘策2」で紹介した保護クリームの使用と、「秘策3」のローテーション法です。この2つだけでも実践すれば、かぶれのリスクは大幅に減少します。
あなたのゴルフライフが、手袋の悩みから解放され、より楽しいものになることを願っています。