ゴルフは大好きだけど、気づいたら顔が真っ赤になっていたり、肌がカサカサになっていたりしていませんか?ラウンド後、鏡を見て「なんだか老けて見える…」と感じたことはありませんか?
実は、多くの男性ゴルファーが見落としがちなのが「スキンケア」です。屋外スポーツであるゴルフでは、長時間紫外線にさらされることになります。その結果、肌へのダメージは蓄積され、知らず知らずのうちに老化を加速させています。
この記事では、スキンケアを怠った場合の肌への影響と、忙しい男性ゴルファーでもすぐに始められる効果的なスキンケア習慣をご紹介します。
スキンケア不足によって起こること
日焼けによるシミ・シワの増加
紫外線は肌の老化を加速させる最大の原因です。特に、長時間屋外でプレーするゴルフでは、大量の紫外線を浴びることになります。これにより、シミやシワが増え、肌のハリや弾力が失われてしまいます。
乾燥による肌荒れ・かゆみ
ゴルフ場は風が強く、乾燥していることが多いです。また、汗をかくことで肌の水分が奪われ、乾燥が進みます。乾燥した肌はバリア機能が低下し、肌荒れやかゆみを引き起こしやすくなります。
皮膚がんのリスク上昇
最も重大な懸念点は皮膚がんのリスク上昇です。日本皮膚科学会の調査によると、日本人の皮膚がん患者は年々増加傾向にあり、その主な原因は紫外線の累積ダメージだとされています。
ゴルファーが覚えるべきスキンケア4選
1. 日焼け対策
ゴルフ場での日焼け対策は最優先事項です。日焼け止めは顔全体に10円玉くらいの量を塗る必要があります。これは思っているよりも多い量です。また、日焼け止めは「紫外線散乱剤」を含むものを選ぶと肌への負担が少なくなります。
さらに重要なのは、日焼け止めは一度塗ったら終わりではないということ。いくらウォータープルーフの製品でも、汗や皮脂、物理的刺激で効果は徐々に失われていきます。2~3時間おきに塗り直すことが理想的です。
男性用UVセラムなど、ベタつかず白くならないタイプの日焼け止めなら、グリップ感を気にするゴルファーでも使いやすいでしょう。また、帽子やサンバイザーの着用も忘れずに。
2. 洗顔
ラウンド後の洗顔は、汚れや余分な皮脂、そして日焼け止めをしっかり落とすために欠かせません。洗顔料は泡立てて使うことが重要です。泡がクッションとなり、肌に刺激を与えることなく汚れを落とせます。
洗顔のポイントは、こすらずに泡で優しく洗うこと。特に皮脂の多い額、鼻、あごのTゾーンは念入りに、乾燥しがちな頬まわりは軽く洗いましょう。ぬるま湯で洗い流した後は、タオルでゴシゴシとこすらず、押し当てるようにして水分を拭き取ります。
3. 保湿
洗顔後は、すぐに保湿することが大切です。日焼けした肌は水分が減り、乾燥した状態になっています。化粧水でしっかりと保湿すると、皮脂の分泌量が抑えられ、肌のキメが整います。
「何を使えばいいかわからない」という方には、男性用のオールインワン製品がおすすめです。これ一本で化粧水、乳液、美容液の役割を果たしてくれるので、スキンケア初心者でも簡単に始められます。
4. 日焼け後のケア
日焼けしてヒリヒリする場合は、まず冷やすことが大切です。日焼けは火傷と同じなので、冷水で顔をすすいだり、氷のうで冷やしたりしましょう。
また、日焼けは体の水分も奪うので、ラウンド後に十分な水分補給を心がけてください。1リットル程度の水を飲むことが理想的です。
さらに、肌の内側の「真皮」はタンパク質からできています。タンパク質を意識的に摂取することで、ダメージを受けた肌の回復を促進します。食事からの摂取が難しい場合は、プロテインの活用も良いでしょう。
男性ゴルファーにおすすめの簡単スキンケアルーティン
朝のスキンケア(約3分)
- 洗顔:泡立てて優しく洗う(1分)
- 保湿:オールインワン製品を使用(1分)
- 日焼け止め:たっぷり塗る(1分)
ラウンド中
- 日焼け止めの塗り直し:2~3時間おきに
- 水分補給:こまめに水分を取る
ラウンド後(約5分)
- 冷却:冷水や氷のうで肌を冷やす(1分)
- シャワー&洗顔:優しく丁寧に汚れを落とす(2分)
- 保湿:オールインワン製品でしっかり保湿(1分)
- 水分・タンパク質摂取:体の内側からもケア(1分)
まとめ
ゴルフは生涯スポーツです。その長いゴルフライフを健康的な肌で楽しむためにも、今日からスキンケアを習慣にしましょう。たった3分の投資で、見た目の印象だけでなく、肌の健康も手に入れることができます。
年齢を重ねても、イキイキとしたラウンドを続けるために、クラブのケアと同じくらい自分の肌もケアしていきましょう。
あなたもスキンケアを習慣にして、自信を持って輝ける肌を手に入れませんか?